仮想通貨のマスターノードの運用には、24時間運転で、固定IPアドレスのサーバーが必要です。
ということで、レンタルのVPS(仮想プライベートサーバー)がおすすめです。
Ubuntu16.04 を使っていれば、Vultr でも さくらインターネットでも同じはずです。
1.OSアップデート
初期状態だと、OSの中身が古いので、更新します。
まず、root 権限で操作します。
$ sudo bash
[sudo] password for masternodes:
#
一行ずつ入力してください。まとめてコピペするとうまくいかないことがあります。
apt -y update
apt -y upgrade
以下のコマンドで、ファイルを追加します。
仮に失敗しても、マスターノード関連のコマンドがエラーになって起動しないだけなので、その時は、やり直せば解決します。
apt -y install unzip git pwgen
apt -y install software-properties-common nano libzmq3-dev libssl-dev libevent-dev
apt -y install libboost-system-dev libboost-filesystem-dev libboost-chrono-dev
apt -y install libboost-program-options-dev libboost-test-dev libboost-thread-dev
apt -y install libboost-all-dev unzip libminiupnpc-dev python-virtualenv
apt -y install build-essential libtool autotools-dev automake
apt -y install pkg-config libssl-dev libevent-dev bsdmainutils
仮想通貨関連リポジトリ追加
add-apt-repository ppa:bitcoin/bitcoin
下記のメッセージが出るのでENTER してください。
No longer supports precise, due to its ancient gcc and Boost versions.
More info: https://launchpad.net/~bitcoin/+archive/ubuntu/bitcoin
Press [ENTER] to continue or ctrl-c to cancel adding it
ここで ENTER
wallet 操作用ライブラリ追加
apt -y update
apt -y install libdb4.8-dev libdb4.8++-dev
これで基本的な動作はできるはずです。
ソースからビルドする場合は、それぞれのコインの指示に従ってください。
まぁ、以下の段取りで、たいていうまくいきます。
コンパイルに必要なパッケージを入れる。まぁ、以下を入れておけば、足りる感じです。
足りなくても、autogen や configure が何とかしてくれるケースが多いです。
apt -y install libdb4.8 libdb4.8++
apt -y install miniupnpc
apt -y install build-essential libtool autotools-dev autoconf pkg-config
コインのソースコードをダウンロードする
git clone https://git-hub........
cd ディレクトリ
./autogen.sh
./configure
make
コインを含めた実行ファイルはまとめておいたほうが楽です。
ホームディレクトリに bin というディレクトリを作ると、そこのファイルも実行するようになります。
プロンプトが # の時は、まだ root 権限があるので、いったん終了します。
# exit
$ cd ~
$ mkdir bin
このディレクトリは、いったんログアウトして、ログインし直した後有効になります。